高橋コレクション 顔と抽象展

Saturday, March 24, 2018

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先日オープニングがあったので初めて清春芸術村にお邪魔して来ました。
穏やかな春の日で天気にも恵まれて絶好のショートトリップになりました^^
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ちょうど合田佐和子さんの作品を見たいと思っていたので高橋先生の素晴らしいコレクションで拝見できて嬉しかったなぁ。
いつか作品が手元に欲しいと思える作家さんの一人です。
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私は今回は「Madeleine」を出品していただいています。落合多武さんの素敵なドローイングのお隣。そして合田さんのお近く♪
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「Madeleine」は自分でもとても気に入っている作品で、再会できるたびに嬉しい。
2013年にパリに帰郷した際、友人に連れられて行く先々にマドレーヌ(マグダラのマリア)の聖遺物や関連のものに出会ったので、日本に帰国後そのご縁を形に残そうと描いた作品です。
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マグダラのマリアを意味するスカルを携えた若い女性、お菓子のマドレーヌのような楕円形のパネル(それに呼応するような女性とスカルのオーバルな輪郭)、美味しそうなきつね色のやはりお菓子のマドレーヌを想起させる背景色など、二重三重にマドレーヌの意味をかけました。
手を描くのって本当に複雑で骨折りなのだけど、この作品ではとても綺麗に描けています。柔らかい髪の毛や、肌、唇の質感も良く描けているので観に行かれる方ぜひ注目してみてください。

マリアマグダレーナとかマドレーヌってヨーロッパの女の子にわりといる名前だけど、やはりキリスト教世界の国だし本人たちはあまり自分の名前を好きじゃないみたい。娼婦であることを否定する説もあるけど、やはりその名前を与えられた女の子たちは気になる模様。
文脈から切り離されたファーイーストの人間には魅力的な名前に思えるのだけどね。

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ランチは清春芸術村から歩いてすぐのおそばの有名店で。
田舎蕎麦のざる美味しかった〜!お蕎麦大好き。お店の雰囲気も最高。

桜もだいぶ咲き始め、すっかり春ですねぇ
今朝は真っ白で大きくてふわっふわのうさぎが夢に出てきました。あんまりにキュートで夢の中の私がちゅーを迫るほど笑
ベルリンの大学では春になると茶色い穴ウサギが子供を連れてアトリエに遊びに来ていました。都会のど真ん中の公園内に油絵科のキャンパスがあったのだけど、あまりに自然に周囲にウサギがいる様子にヨゼフ・ボイスが茶色い野ウサギをよくモチーフにしていたことに深く納得したものです。

あーーーーーヨーロッパが恋しい。帰りたい!!(涙)
ハンブルガーバンホフミュージアムやゲメールデギャラリーに行って本物のアートと触れたい。
旅に出たい。異邦人になりたい。

最後に清春村のルオー礼拝堂のステンドグラスの下の解放された扉の奥の風景がスーラー絵画のような写真を置いておきます
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毎日新聞 絹谷賞特別対談

Tuesday, March 13, 2018

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昨日の毎日新聞朝刊に第十回絹谷幸二賞特別対談の記事が掲載されました。
ウェブでも読めますので、ぜひどうぞ。
紙面のPDFもこちらのページ内リンクから見ることができます^^

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今回第十回を持って絹谷賞は終わるということで、ご縁も深かった賞の最後を見届けたく昨日は授与式にも参加させていただきました。
感謝の気持ちが第一、しかし寂寥感も少々。
私自身は幸運にも作家一本で生活できていますが、それはこのような賞を受けたりと、たくさんの方の応援があったからに他なりません。
その中でも受賞後も東京はもちろん、京都や大阪、そして箱根での展覧会にも必ず毎日新聞さんは取材に来て記事を書いてくださって、絹谷先生もスピーチでおっしゃっていましたが本当に足を向けて眠ることができません!笑

三年間多摩美で教えた中であまりにたくさんの学生が絵を描いて暮らしたい、作家になりたいと言うので驚いたのですが、私が学生だった時よりはるかに美術家志望の若者は増えていると実感しています。
しかしそれに反比例するように、その若い才能を認め世に出す契機となる美術賞は減少傾向です。
絵画はまだそれでも恵まれている方ですが、インスタレーションなどを評価する大型の美術賞もまだまだ足りない状態です。
もちろん、芸術家は誰もがなれるものではなく、奇跡的に色々な要因や環境が揃って初めて才能が開花します。なので誰彼構わず支援すればいいとも思わないのですが、今の日本の、とりわけアーティストを育てる環境にはまだまだ余地があるようです。

対談で桑久保徹さんもおっしゃっていましたが、絹谷賞の受賞作家は非常に公正に選ばれ、レベルは高く、個展やグループ展での展示全体に対する賞なので、単発の作品だけでの評価の場合そもすれば取りこぼされる才能も拾い上げることができます。
まるでミシュラン調査員のようにいつの間にか展覧会に選考員がやって来ていて(私は高階秀爾先生のご推薦でした)、ある日突然毎日新聞社さんからノミネートを告げる連絡を受けるのですが、そういった意味でも賞へ向けた対策や衒いのない純粋な芸術活動そのものに対する評価であることが、特出した素晴らしい点でした。
将来10人の絹谷賞受賞者がなにかしらその名前の元に展覧会を開催し、改めて本賞の意義を見せることができる日を待ち望んでいます。
そして美術賞を含む、より多くの芸術家育成や支援の担い手が現れ永続して運営されることを願ってやみません。
先日懐かしい写真を発掘したので、最後に載せておきます♡

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「トラベラー まだ見ぬ地を踏むために」@国立国際美術館 など

Saturday, February 17, 2018

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現在国立国際美術館にて開催中の「トラベラー」展にて、カリンザンダー女史の作品に音声で参加をしています^^
「見せる:オーディオツアー」という彼女が2005年から手がけているプロジェクトを今回は大阪で展開するにあたり、国立国際美術館に作品が所蔵されれている作家たちが自分の作品を音で表現し、約2分間の音声データで彼女のインスタレーション作品の一部を構成します。
音で自分の作品を表現したことが全くなかったのですが、面白い機会なのでなんとか作ってみました。
まだ実際の展示には足を運べていないのですが、どんな感じになっているのかな
ザンダー女史は、私がベルリンで通っていた大学の教授で、直接習ったことはないけれど、友人は彼女の生徒だったりで今回作品に参加できたことがとてもうれしい。

カタログを入手したのですが、めちゃくちゃ面白そう!!
国内外のスター揃いで、なかなかこれだけのかっこいい展示が日本で見られる機会も少なさそうだから是非皆様も行って見てくださいね。
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さて、話は変わりますが連日オリンピックでたくさんの試合が開催されていて私も絵を描きながらテレビから音などを流して楽しんでいます。
昨日フィギュア会場から聞き馴染みのあるイントロが聴こえてきたと思ったら、Gwen Stefaniの「the Sweet Escape」でした。
グウェンは私が中学生の頃からずーっと憧れていた歌手で、昔はオレンジカウンティの歌がやたらと上手なスカバンドのヴォーカルだったのが、ソロで大成功して、ファッションセンスなども手伝いトップセレブになってしましました。
NO DOUBT時代からずっと好きで好きで、ソロももちろん素晴らしくて夢中になって聴いていたのだけど、その中でもやはりAkonと一緒に作ったthe Sweet Escapeは00年代を代表する名曲だと思います。
テイラースウィフトがShake it off出した時「ああ、テイラーってグウェンステファニ好きなんだ」と直感的に感じたのだけど、調べたらやはりコンサートで「the Sweet Escape」のカヴァーをしていました^^これはこれでよいなぁ
2006年の曲で、私がドイツにいた頃よくMTVで流れていたけど、今聴いても全然古びていないどころか、むしろ新しい。
グウェンの曲はノーダウト時代から歌詞も本当に好きです。
the Sweet Escapeでも可愛げがあるんだかないんだか、弱々しく女々しく男の人にすがる女性ではなく、「ずっとあなたにひどくしてきたことを謝らなくちゃいけないわ」と言った次のリリックで「私が床にぶちまけた腐ったミルクみたいに振る舞った理由は、あなたのせい。あなたが冷蔵庫を閉めておかなかったから。」とそこまで反省の色がない。
「もしエスケープできたらそこに私の世界を作るわ。そこではあなたのお気に入りの女の子になってパーフェクトに一緒になれる。ねえそれってスイートじゃない?」と現実でうまくいかなかった関係を空想の世界ではベターにしたい健気さもありながら
「あなたが私から去って行って欲しくないし、あなたを一緒に連れて行きたい」と自分の希望もちゃんと伝える。
「take me with you(連れてって)」ではなく、「take you with me(連れて行く)」なところがグウェンなのです。
youtube見てたらカサビアンが歌詞を男性目線に置き換えて歌っているのを見たのだけど、そうしたら驚くほどに普通の歌詞になってしまいました。笑
冷たくして、ずっとバッドボーイでごめんね。君が冷蔵庫を閉めないから床に腐ったミルクをぶちまけたみたいになったよ。もし逃げ出せたら僕だけの世界を作って、きみと完璧に結ばれる などなど、過去に散々ダメなロック男子が女の子に捨てられそうになっているシチュエーションの歌詞として聞き飽きていたそのもので!笑
呼びかける相手をBoyからGirlに変えるだけでこんなにも意味性が変わってしまうなんて!と、改めてグウェンが歌うことによってフレッシュであった事実が実感できました。

実は先述のザンダー女史のインスタレーションに参加した際に、私が作った音声データの一部にマドンナの言葉を日本語に自分で訳して使ったのだけど、マドンナ同様グウェンも私が素敵と感じる女性像に近い。
世代的に言えばよっぽどグウェンの方が身近に感じることができる分、思い入れもあります。
考えてみれば私はポップ・ミュージックのアーティストからも多大に影響を受けているのだなぁとオリンピックきっかけで再確認できた一件でした。

いつか憧れのグウェンと会うことができますように。

「アルテーミスの采配」文庫本装丁

Saturday, February 3, 2018

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もうじき幻冬舎さんから発売される「アルテーミスの采配」の文庫本装丁に「Toilettes des filles」の作品画像が採用されています。
画像をお貸しするにあたり幻冬舎さんからゲラと単行本をお送り頂き読ませていただいたのですが、本当に面白くて、寝る前と電車の中で夢中になって読んでしまいました笑
さすがイヤミスの女王真梨幸子さま!
普段あまり読まないジャンルの小説でしたが、新しい読書の世界を開いていただけました♡とっても感謝です。
装丁デザインの全貌は本屋さんで直接手にとって見てくださね^^

単行本版では水野暁さんの「Tangential Line」という油彩画が装丁に選ばれていたのですが、なんとその作品は、去年私も「Toilettes des filles 2」を出品した「日本の写実 そっくりの魔力」展(北海道立函館美術館・豊橋美術博物館・奈良県立美術館)に出品されていたのです!
偶然ながらご縁だなぁと、送られて来た単行本を見て感じたのでした。

装丁画に選んでいただくことって本当にうれしいことです。
絵を描くのも命がけだけど、きっと小説を書くことも同様に命がけでしょうし、その大事な作品の表紙に選んでいただくことって何よりも光栄なことと感じているからです。
東京芸大大学院時代、初めて装丁画をやらせていただいた島田雅彦氏「美しい魂」以来度々こういう機会をいただけていますが、今後もこういった素敵な小説との出会いがたくさんありますように!
そしていつかこのように一緒にお仕事をさせていただいた方と実際お会いして色々お話ししてみたいという密かな夢もあります笑
考えてみれば島田さんと高階先生以外はお会いしたことないんですもの。

うちのアトリエ本当に笑えないくらい寒くてとうとう今年はホットカーペットを導入したのだけど、寒さに負けず新作を二枚同時進行で描いています。笑えないくらい身体中が痛い。頭も背中も肩も、寝ても覚めても痛い。。
描いてみたい作品がいつもいっぱいで、手も時間も足りない。毎日最低十時間は描いてるけど少しずつしか進まなくて歯がゆい。絵を描くのは手や腕ではなく肩と脚のフットワークだから座ってたら良い絵なんか描けない、故に一日中立ちっぱなしなので本当に寒いと余計に体にくる。
でも冬の後に春が必ず来るように、一筆ずつ進めていけばいつか気づいたら完成してるものなのですよね。
南国が恋しいなぁ。もう冬服飽きたし薄い生地のワンピース一枚でふわふわ街を歩きたい。そういうお洋服に似合うバッグはやっぱりクロエかミウミウ。ああ、早くシンガポールかジャカルタに行きたい!もしくは南半球、オーストラリアに行きたい。とにかくリゾートワンピが着たいしそれでお出かけがしたい!!!暖かいところでのお仕事待っています。
オーチャードのマーク&スペンサーで買ったグリーンティー&レモン(お気に入り)を飲みながら午後のお仕事を始めましょう。
来月、ちょっとスペシャルな対談があるのでまたお知らせしに来ますね^^

画集「Beautiful Stranger」について

Monday, January 15, 2018

現在、ようやくアマゾンにて正規の値段(税込4,104円)で新品が買えるようになっております。
ポーラ美術館でも売り切れてしまい、様々な場所で欠品が続き一部中古品が高騰していましたが、ぜひこの機会に新品を買い求めください。

アートのなぞなぞ 高橋コレクション展 @静岡県立美術館

Tuesday, December 26, 2017

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おかげさまで現在四つの展覧会(ポーラ美術館・アトリウムギャラリー個展、高橋コレクション展、台北グループ展、奈良県立美術館「ニッポンの写実 そっくりの魔力」)に参加中なのですが、週末に始まった高橋コレクション展を観に静岡市に行ってきました。
私は「Flora」を出品中です。日本に帰国後比較的早い時期に描いた作品ですが、この頃の私の作品のタイトルの多くが女の子たちの名前になっています。フローラ、クロリス、エステル、マドレーヌetc etc…どれも気に入っているタイトル

Floraの作品解説は以前diaryに載せてあるのでこちらのリンクを読んでみてくださいね。
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今回高橋コレクション初の試みとして美術館の持つコレクションと併せての展示となっていて、高橋コレクション100点、静岡県立美術館のコレクション30点、計130点のなかなかボリューミーで見ごたえのある内容です。
チラシも何種類も作られていて、その一つ一つが現在と過去のアートの確信的/無意識的符号を明示するものになっており楽しい。

展示には関係ないけどFloraというと、イタリア人の友人のガールフレンドの名前がFlora Violaちゃんで嘘みたいに可愛い名前なことを思い出す。本人は英語全く話せなくて、でもそこはイタリア人の持ち前の前向きさで全ての私との会話をイタリア語で乗り切る強者なの笑(もちろん私はイタリア語わからない)雨が降ったからという理由で待ち合わせに来なかったりするような子なのだけど、どこか憎めない
感情を伝えるのに言語なんて関係ないと教えてくれたのが菫の花の名前を持つチャーミングなイタリア人の女の子でした。

せっかく静岡に来たので帰りに三保の松原に寄って東京に戻りました。
「天女に会える、そんな気がする…」という倒置法の効いたフレーズの看板があったけど本当に天女が降りて来そうな(笑)綺麗な空
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富士山もくっきり^^
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私の密かな趣味(伊豆の親友のところに通った際彼女に影響を受けた)である石採集も捗った!
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あまり他では見ない綺麗なラインの入った石がたくさんあったから持ち帰ったらどうやら通称「一文字石」や「鉢巻石」と呼ばれる縁起の良い石だそうで。優しいグレートーンにキリッと白い線、六本木のLiving Motifあたりで売ってても不思議じゃないスタイリッシュさじゃない?笑
お願いが叶ったら羽車神社に持っていこう

日本美術解剖学学会・2018大会のお知らせ

Monday, December 25, 2017

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私も役員を務める日本美術解剖学会の2018大会が1/6に催されます。
今年の大会テーマは「猫か犬か」となりました!
しかも何と言っても今年は登壇される先生たちが超豪華^^参加費三千円でどなたでも(←重要)聴講できますので是非ふるってご参加下さい。学会の会長でいらっしゃる養老孟司先生のお話しがついに学会内で聴けるので私も今から本当に楽しみなのです。
去年まで私は二年続けて自分の制作についてと、敬愛するジョエル=ピーター・ウィトキン氏についてお話ししたのですが、今年は先生たちのお話を聴く立場での参加になります。
解剖学会というと堅苦しかったり難しい話ばかりと想像されるかもしれませんが、思いの外楽しくわかりやすく、しかし聴き終わった後は新しい知識や気づきに溢れますよ。
皆様のご参加をお待ちしております^^

画集「Beautiful Stranger」について

Saturday, November 25, 2017

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ネットでは倍以上の値段で中古品が出回っていますが、ポーラ美術館のミュージアムショップや、大型書店では新品が定価で売られています。
ポーラ美術館では運が良ければサイン本も手に入るかもしれませんー^^
ぜひそちらでお買い求めください♪

Got started the riot

Monday, October 2, 2017

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箱根のポーラ美術館にて個展が始まりました!
ギャラリーのオープニング展に選んでいただくということは作家冥利につきる光栄なことで、可能な限り最大限の謝意と敬意と気力を展示全体に注ぎ込んだ今夏でした。
オールドマスターズの傑作群を擁するポーラ美術館初の現代美術展。その場にふさわしい展示内容とは…というコンセプトの立ち上げから、オープニングを美術作家として祝い上げる仕上げとしての新作の制作等々目の回るように忙しい毎日でした。
昨日無事にキックオフを見届けてホッとしたところです。
新作「Princess at Work」では初めて日本の洋画をアップデートしたオイルを描きました。
その洋画とはポーラ美術館所蔵の黒田清輝の「野辺」なのですが、制作に至った経緯等はまた別の機会に詳しく説明できればと思います。取材に来てもらったプレスの方々はもうご存知のことだけど、この作品と初めて対峙した22歳当時のわたしにとって強烈な鑑賞体験がそこにはあり、改めて女性性という問題と向き合う機会になった作品です。

いつも思っているのは、作品が正しく評価され、あるべき場所に展示されたり届けられるところまでの手助けをするのがアーティストだということ。そこには制作することももちろん含まれていて、美術作品として美しく生まれ、自立し、一人歩きができるようになるまでの全てを任されているのが作家という職業だとわたしは考えています。
こんな立派な展示場所で堂々と美しい姿を披露でき、わたしの作品たちも幸せだと思います。
今回本当にたくさんお世話になった担当学芸員の工藤さん、イムラのアシスタントさん、作品を貸し出してくださった美術館や個人コレクターの方々に心より御礼申し上げます。

昨日のプレカンのためにPINKOの新作ドレスを買ったのだけど、評判が上々でがんばった甲斐がありました笑 フランスの繊細でフェミニン一辺倒なデザインにはない、イタリアのタフでヨーロピアンなセンスの良いドレスが揃うPINKOはよく買うお気に入りブランドです。
あと割と最近一目惚れで買ったフランクミュラーの限定50本の時計もメディアの方にキャッチされていたので、写真お借りしますね!(@ROBEさん)

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激務だった月末月始を乗り越えて、今日は数日ぶりのお休みだったけど、一番最初にしたこととは部屋の掃除笑
毎日どんなに疲れてても玄関とキッチンとダイニングを完璧に綺麗にしないと眠れない質なのだけど、やはり今日もまた掃除から始めるあたり、悲しいほど自分らしい…!
あと、外食やコンビニ食が続いたから今日はゆっくり自炊料理を楽しみました。かぼちゃを煮たり、きんぴらを作ったり、やはり自宅で作って食べる食事は美味しいしホッとする。仕上げに二時間くらい入浴して着心地の良い寝巻きに着替えたらあとは寝るだけ。
「There is no place like home」はオズの魔法使いで主人公が家に帰るための呪文なのだけど、本当にお家が一番。おしゃれで清潔な自慢のお家。

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そうそう、死ぬように忙しいさなか、雑誌QUOTATIONのインタビューを近所のカフェで受けて、最近発売になりました。8ページにわたるフルカラーの内容になっているのでぜひ読んでくださいね。

最近ものすごく色々がんばったので、なにか嬉しいご褒美がありますように♡

早稲田文学 女性号

Wednesday, September 20, 2017

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届きました♡
早いところで明日本屋さんに並ぶそうです
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とても綺麗な印刷!
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文学ファンとしては伝統ある早稲田文学に図版という形で掲載いただけることが本当に光栄で。しかも川上未映子さん責任編集号という!

みなさま、宜しくお願いします^^

今は年末の台湾での展覧会に向けての制作をスタートさせたばかりだけど、来週はポーラ箱根のインストールやシェル美術賞の審査会等々大忙し。
気分転換にスイーツとかスイーツとかたまにしょっぱいものとか、美味しいもの食べに行きたいな

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Friday, September 8, 2017

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Experiences Pommery Night2

Saturday, June 11, 2016

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AERA STYLE MAGAZINE Vol.31

Tuesday, May 31, 2016

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今発売中のアエラスタイルマガジンに「Curtain」が使われています。岸本佐和子さんが翻訳したエドガル・ケレットの「子宮」という小説の扉絵としてなのですが、小説の奇妙な世界観とのマッチングが楽しいです。
ぜひ読んでみてくださいね。

この雑誌の中で鹿島茂さんが寄稿しているページがあるのですが、大好きなバタイユの「マダム・エドワルダ」について触れられています。
大学生の時に読んでほとんど内容を覚えていなかった小説なのだけど、ムッシュ鹿島のおかげで個人的に驚きの発見ができました。
というのも、マダム・エドワルダの舞台になっているパリの街角はまさに私が住んでいたポワソニエ大通りだったのです!登場する娼館があるのはフューシャピンクの地下鉄4番線でおなじみのサン・ドニ。お友だちが住んでいたので、ポワソニエ大通りを下りいつも歩いて通っていた場所。大通りの途中にある”屋根裏のパン”という名前のパン屋さんがとてもお気に入りで、そこのタルトシトラスを手土産にするのが定番でした。ちなみにこのパン屋さん、少し前に麹町に日本初出店して以降贔屓にしています。何度となく通ったサン・ドニ門についても小説の中では言及されているようで、まさかバタイユ小説の舞台に知らず知らずのうちに住んでしまっていたとは、と嬉しい気付きでした。
改めてパリに住むということは私が憧れた仏文文化を地で行くことなのだと教えてもらえたテキストでした。
これを機に再読して、パリを知る前の自分と、知っている今の自分の読後感の違いなどを楽しもうと思います。

このたびはとんだことで

Tuesday, March 29, 2016

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直木賞作家である桜庭一樹さんの文庫本装丁にRed Shoes Diaryシリーズの作品イメージをお貸ししました。文春文庫より発売中です。

素敵な装丁で眺めるだけで楽しいです。水玉柄の靴下に呼応した「桜庭一樹奇譚集」の文字デザインや、靴の色と揃えられた下のテキストなど、作品が本のイメージと感応する様子は装丁画をお手伝いさせていただく時の醍醐味。
この絵はベルリンで描いたもので、ドイツ人の女の子たちの獣性に気圧されてその強烈さを絵画表現に落とし込んだものです。描きながらモチーフの女性に対し「あ、この子は目が一つしかないな」とぼんやり考えていました。構図外の世界に関してはいつも見手の想像に任せているけど、本来足に履くべき靴下や靴を手にはめてしまっている四つん這いのこの女の子は作家個人のイメージでは単眼の獣として描かれています。この絵を見た友人のミュージシャンが「目は一つかもしれないけどめっちゃ良い子っぽい」とも笑 作品は人の数だけ解釈があるなぁと。
先日遠方に住む叔母が欲しい本があり本屋に行ったところ、買う予定だったものの真横に偶然この本が並べられていたそうで(彼女は装丁をやったことを知らなかった)「彩ちゃんに呼ばれたわ」と嬉しそうに電話してきました。そういった突然の邂逅って何度体験しても面白いものです。

ぜひ本屋さんで手に取ってみてください。

 

WOODKID “IRON”

Thursday, December 5, 2013

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もうあっという間に12月。今年は年頭のDOMANI展から始まって絹谷幸二賞を頂いたり帰国後三年間の結果を見せるような年回りでした。2014年は新展開を見せられるようコツコツ準備をしてます。今は100号作品をクリスマス前に終わらそうと巣ごもり中。終わらせたら旅行が待ってる!
最近ずっとこのDIARYがあまり更新できずにいたのだけど今後はもっと短いエントリーで日々の雑感を上げていくことに決めました:)文章書くのすごく好きだしせっかくの日記帳を白いままにしておくのはもったいない。
よかったらマメに覗きにきてくださいね。

今日は最近気になったアーティストを紹介します。
たまたまyoutubeで上がってきた動画を見て大変気に入りましたWOODKID。1983年フランス/リヨン生まれの映像作家 Yoann Lemoineの音楽プロジェクト名です。
IRONという曲のPVが素晴らしくて見惚れました。とってもヨーロッパ的でデューラーの銅版画を現代的に映像に落とし込んだような構成、画面右に向かってストーリーが進んでいくのは日本のゲーム(マリオとか)の影響かな。驚くほど日本のゲームやアニメはヨーロッパで浸透していて私たちと同じように幼少期に彼らもそういうものに触れて大きくなります。
83年生まれということは私の三つ下!もうけっこうな売れっ子だし素晴らしい才能ですねー負けてられません。年齢が近くて才気あふれる人物を発見するとやる気が爆発します。嬉しい出逢い(一方的にですが!)だわ。

以前2つ年下の人に「橋爪さんはライバルは誰ですか」と聞かれてすごく驚いたことがある。だってそんなもの考えたこともなかったから。恰好付けるわけでもなく自分の敵は本当に自分しかいません。作家はいつも過去の自分の作品に苦しめられる。過去に生み出した出来のいい作品を毎回超えなきゃいけませんから向き合うべきはやはり自分自身なのにそんなことを聞く作家未満の男性にホントにびっくりしました。

今月3日から一ヶ月ロンドンのFlowers Galleryのグループ展に小さな作品を数点出していますが全部これは旧作。
新作は来年春前あたりから皆様にお見せするチャンスがたくさんあります。2014のスケジュールは冬前までぎっしりで毎日わくわくしながら画面に向かっている所です。このDIARYやインフォのページをご参照くださいね。
もうじき誕生日ですが33歳の橋爪彩も期待してください。

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