SAI HASHIZUME
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Berlin,Weimar,Leipzig,Dresden,Prague, Vienna and Krems 2018 #4
Wednesday, August 22, 2018
旅行記もやっと半分、ドレスデンまで来ました。 トップ画は王宮中庭の午前中の美しい光 欧州旅行記まだまだ先が長いというのに次のバカンスが決まってしまい、出発前に全部振り返られるか心配になってきました笑 本当に毎日忙しすぎて倒れそうなのだけど頑張らないとだわ。。 人生2度目のドレスデン。前回来たのはやはり十年以上前、ドイツに住んでいた頃。 その時は時間がなくて緑の丸天井まで行き着かなかったけど、今回は王宮目の前のケンピンスキーで一泊して、朝イチで並んで見ることができました。 ベルリンもケンピンスキーに泊まりたいのだけど、門の真横という立地、観光に不便でいつもウェスティンにしてしまう。 緑の丸天井を見た感想は、ひたすら感動。 撮影禁止なので何も載せられないけど、とにかく美しかったし、戦争で破壊された豪奢な部屋をよくあそこまで復元できたこと! プロ撮影の絵葉書でも図録でも、あのスケール感や美しさは再現不可能で、どんな苦労をしてでも人生で一度は見て損はないと感じました。 圧巻の宝石コレクションも綺麗だったけど、私は幾何学的に掘られた象牙の置物や様々な大理石のオブジェがとても好きだったなぁ とにかくどの部屋も素晴らしいの一言 オーディオガイドも料金に含まれていて、珍しく()日本語もあるという親切ぶり。(カタログも日本語版あった) ドイツの観光地で日本語ガイドがあるなんて滅多にないことです。こんな瞬間にも現在の国際社会においての日本の存在感の薄さを実感させられてしまう悲しみ… もちろん世界で一番有名な天使やホットチョコレートを運ぶ看板娘にも会いにアルテマイスター絵画館にも。
十年前と違い展示室が大幅リニューアルされて、見やすいようなそうでもないような…前の方が壁面に迫力あって好きだったなぁ 絵と絵の間隔も狭くて、ただでさえ人が多いのにあまりゆっくり見られない仕様に変わっていたが、持っているものはやはり素晴らしい。
ちなみにこの美術館の公式カタログも日本語版が売られています。 見たところ日本人観光客は少ないのに絶版にしないでいてくれてありがとうございます。。 かと言って中韓含むアジア人観光客が目立つかといったらそうでもないドレスデン。 買い物ができるでもなく、主要なドイツの都市からも遠い立地、ひたすら文化的遺産だけが観光資源、そこらへんが理由かしら ツヴィンガー宮殿とかゼンパーオパーとかマイセンのタイルとか主要な観光地は今回は割愛。 その時間を使ってギネスに認定されたという「世界一美しい牛乳屋」へ
中心地からトラムに乗り、え?ここ??って感じの住宅街の駅で下車。 本当にこんなところに〜?と思いながら少し歩くとひときわ人が沢山出入りしているお店が世界一美しい牛乳屋こと、ドレスドナーモルケライです。 本来は町の牛乳屋さんだものね。ロケーションに納得です。 店内では1ユーロくらい(うろおぼえ)で牛乳かブッターミルヒ(バターミルク。飲むヨーグルトみたいな味)を飲むことができます。 ここも店内撮禁なので写真なしですが、乳製品以外に、可愛い缶に入った牛乳石鹸やすごく美味しいミルクチョコなども買えます このお店を知ったきっかけはカード会社の毎月送ってくる冊子に載っている世界のお土産みたいなコーナーで、まさにこの石鹸が掲載されていて、いつかドレスデンに訪れる際には行ってみたいと憧れていました 日本からドイツまでの長い長いフライト、何の映画を観ようかしらと思っていたら話題作でまだ観ていなかったグランドブダペストホテルがあったので見始めること17分目。 劇中よく登場するパティスリーMENDEL’Sの内装がコンマ何秒か映るのですが、まだ見ぬドレスドナーモルケライであることをその本当に短い瞬間に確信しました。 飛行機から降りたあと調べたらやはりビンゴで、自分の目の良さを再確認できたし、ご縁を感じて嬉しかった出来事 同行者はまだ行ってもいない場所が映画にコンマ数秒映ったのを私が言い当てたことにすごく驚いていました。 グランドブダペストホテルはおしゃれムービーとタカをくくって未視聴でしたが、テンポよく進むし絵作りも綺麗だし、ストーリーも良くて帰りの飛行機でも再度観たほど好きになってしまった笑 ドレスデン、前回もすごく天気が良くて青空が高くて、良いイメージのある街 やはり文化のある街は好きだなぁ。最高。 来るのが不便な場所だけど、また必ず再訪できますように
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