holiday in the sun

Wednesday, August 14, 2013

kawazu2
なんか最近このdiaryが旅日記化しつつありますが…
そもそもred shoes diaryから派生した日記なので本家の童話になぞらえ、街から街への移動を綴るのはむしろ正義と気を取り直して。もちろん旅行ネタ以外にも書きたいことあるのだけど、いかんせん忙しい…

この暑すぎるお盆に旧友を訪ねて河津に行ってきました。
17歳で美術予備校で出逢った旧友たちは一緒にいても気兼ねが要らなく本当にストレスフリー。
若い時はその人が何をしている人間かなんて考えず、ただ相手のパーソナリティーが好きというだけで興味を持って友人になるのに、みんな歳を取るごとに打算的な人間関係が増えていく。

賞を獲った後あきれる数の新旧問わぬ知人からコンタクトを貰った。
中には過去に私を酷く傷つけた人もちらほら。そんな彼・彼女たちが平然と仲良くしたいとメッセージを発信してくるのだから笑い話である。恥を知れ、と心で粒焼いてそういうメールは無視をする。
どういう精神構造だとこういう厚顔無恥的行為に出れるのかと想像力を働かせるのだけど、そもそも彼らは自分可愛さが余って他者を傷つける訳だからやはりそこにも相手をいたわる機微などなく、名前が売れだした旧知の人物に瞬発的に懐古の感情が湧いて気まぐれに連絡を寄越しただけだろう。返事がないことに不満を一瞬抱くだろうが、きっとすぐ忘れる。彼らはそれを生涯繰り返す。

なので必然的に受賞後は付き合う人間を限定するようになった。
今回一緒に休日を過ごした友人たちは今はバラバラの仕事や生活をしていて年に数回しか会わないが本当に気の置けない仲間たちでとても良い休暇になった。

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Day 1:友人と品川駅から熱海まで新幹線。そこからは踊子号で河津に移動。品川駅の紀伊国屋で今回家に泊めてくれるもう一人の友人への手みやげと電車での飲食物を購入。買ったビールを早く飲みたくてしかたない。新幹線はとても混んでいた。お盆休み初日だもんね。旅が始まる高揚感で会話が絶えない。あっという間に熱海に到着したが、乗り換えがたったの五分だというのに踊り子号の乗り場が遠くて本気で走った。8センチヒールでボストンバッグ抱えて32歳が猛ダッシュ。えきねっとで買ったチケットだけどもうちょっと接続考えて欲しい…
無事に乗り込んだスーパービュー踊り子は何故か最前車両の展望席で前から二列目という厚待遇。ひとしきりの運動の後なのでぐったり座り込む。ビールとラップサンドで体力を補いながら揺られること一時間半、河津に到着。
泊めてくれる友人は夜まで仕事なので、合鍵で上がり込んだ私たちは少し家で休んでから赤沢温泉郷に行くことにした。
この温泉清潔で露天風呂からは伊豆の海が絶景でなかなか良かった。
下のレストランで夕飯を済ませ帰路につこうとタクシーで最寄りの伊豆高原駅まで行ったのだが、この呼んでもらったタクシーが酷くて酷くて…私と友人の二人はしばらく怒りが収まらなかった。
伊豆交通と書かれたそのタクシーに乗り込んでシートに腰を下ろした瞬間、なんかイヤな予感がした。車体の横腹を他の車に突っ込まれる交通事故のイメージが脳裏に浮かんだのだ。そう感じた2、3分後、それがあわや現実になる寸前となった。こともあろうかタクシーが直進の赤信号を無視して交差点に進入し、右折しようとしていた一般車両に突っ込まれかけた。ものすごいクラクションを鳴らされて、私たちは肝を冷やした。その後なにやらピッピとドライブレコーダー?らしきものを操作してドライバーは何ごともなかったかのように私たちを乗せて走った。その後駅も近くなったので「ここで降ろしてください」と私が言ったのだが、何やらむにゃむにゃ言いながら車を止めないドライバー。そこから更に走り続けメーターが上がった瞬間車が止まった。「1280円。」と言われ、「さっき止めてくださいって言った所の料金にしてください」と交渉すると明らかに不満そうな顔で「…いくらだったっけ?」ととぼけられる。結局こちらの言う通りメーターが上がる前の値段にしてもらったが、あまりに酷いタクシーにその後しばらく私たちは腹が立ちっぱなしに。信号無視で事故を起こしかけた上に小銭ぼったくろうとしているなんて…
私は割とタクシーを利用する方だけど、不思議と慣れた土地ではこういったトラブルが起きない。そして旅先に限って起きる。東京パリドイツでは一度もないもの。やはり外の人間という空気感が相手に伝わるとこういったことが起きやすいように思える。去年の京都の冷たい熱帯魚タクシーを思い出した。
深夜に友人が帰宅して久しぶりの再会をよろこびスパークリングワインで乾杯してわいわい就寝。

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DAY 2:みんなで遅く起きる。前日買っておいた簡単なもので朝食を済ませ、だらだら午前中をやり過ごす。昼頃ランチと散歩を兼ねて海の方へ。照りつける太陽が本当に容赦ない。
家から10分くらいで海岸に出る。
河津の河口と混じり合う海岸には美しい石がたくさんあり、海に足をつけながら夢中になり私たちは綺麗な石を探した。濡れて発色する様々な色の石は本当に魅力的。7.8個拾って東京へ持ち帰ることにした。鼻をつけると今でも潮の匂いがして海を思い出す。
夕方まで海で遊んで一度自宅に帰り近所で夕飯を食べた後、花火を買い込んで再び浜辺へ。
強い海風でなかなか火をつけるのが難しかったが、昼間の暑さを忘れたような風に吹かれて気持ちがいい。たくさんあった花火も三人で遊ぶとあっという間になくなり、少し霞んでいるがそれでも東京よりたくさん見える星を私たちは浜に座り黙って見上げた。10分くらいした所で私は強く光りながら燃え落ち尾を引く流れ星を一つ見ることができた。

DAY 3:泊めてくれた友人はこの日から出勤ということで昼頃見送る。私ともう一人の友人はお世話になった家を後にして帰りの電車までの間下田に足を伸ばした。
夕方踊り子号で熱海へ、そこから新幹線で品川へ。そして無事に帰宅。

楽しくて短い夏休みを過ごしたら思いのほか充電されていて、帰宅後の私はやる気に満ち満ちてました。
今年の夏は私にしては普通に夏らしく過ごせていて嬉しい。この数年こんなまともに夏らしい体験してなかったな。この間の週末は昼間の横浜を白いワンピース着てお散歩したし♪
来週は浴衣でお出かけ!水着も着る予定あり!
仲の良い友人にも「さいちゃんには夏のイメージがない」と言われるほど似合わないけど、たまにはこういう風に過ごすのもいい。
たくさん遊んだ後は…仕事だね。

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