paris report

Friday, June 24, 2011

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もう時差ぼけという言い訳のきかないくらい帰国してから時間が経ったけど、相変わらず夜型の生活です。
夜起きているとそれだけ電力がかかるから、今本気で朝方に切り替え中。
でもでかけると絶対朝まで遊んじゃうのよね。それでいつも努力が水泡へと帰すのです。。

旅行前に一番気になっていたことは、起こりうる中で最大規模の自然災害を受け、さらに原発問題まで抱えた日本から来る私を欧州人はどう見るのかということでした。
特にフランスはチェルノブイリ問題で大きな被害を受けた国で、この問題における関心も強い。
ベルリンにいた頃、広島出身の友人が「君の近くにいると僕も被爆する」と欧州人に言われたという話を聞いたことがあり、ああまたこれで日本人の被差別材料が増えてしまったとセンシティブになっていました。

実際どこに行っても私が日本人だというと、まずcatastrophyとうい単語を用いながら先の震災の話題を持ち出し、原発問題に帰結する人が全員でした。
でもそれは恐れていた蔑視でも憐憫でもなく彼らの目の前にいる生き証人としての私からリアリスティックな情報が聞きたいという、一世界公民としての純粋な関心から来るものでした。
不要な差別も暴力的な憐れみも受けることなく、淡々と私は彼らに説明をしその場を過ごすことができたのです。
今回パリでは旧知の友人にしかほとんど会わなかったので、日本の諸問題について聞かれたのは初めて会う人の多かったデンマークなのですが、他の国ならわからないけどこれが高い教育水準の北欧だから不快な思いをせずに済んだのかもしれない。
ミスエデュケーショナルなところに差別は生まれますから。
80過ぎたおばあちゃんも綺麗なブリティッシュ・イングリッシュで話しかけてきてくれて、ちょっと感動。
どこの国でもお年寄りは外国語に弱いのに、本当に北欧の人は英語が上手い!
なかでもデンマークはこの間発表された非英語圏の国の中で熟練度が第3位に入っているほど。(一位はノルウェー。日本は韓国に次ぐ14位)

パリの街中でも日本の為のチャリティーイベントのポスターもたくさん見られたし、今回起こったことが日本だけの問題ではないと多くの人が捉え、みんなで考えていこうとしている様子が分かって安心しました。
「あの日本でさえあんなに大変なことになってしまうんだ」とみんなが心配している。
フランスはアメリカに次ぐ原発国世界第二位で、三位の日本がここまでの問題を引き起こしているのだから他人事ではすまされないのでしょう。
ムッシュープレジデントの日本で見せたパフォーマンスはいただけませんけど。。

今回はツーリストらしく、きちんと美術館の最新展示もチェック。
まずはFくんと一緒に行ったポンピドーの「PARIS-DELHI-BOMBAY」のプレビュー。(連れてってくれてありがと☆)
なぜ今インド??という疑問だらけだったけど、インドらしいカオティックで色にあふれてて猥雑でたまにシリアスな展示でした。
Anita Dubeの彫刻がすごく良かった。
あとNikhil Chopraの映像作品も、なんかスタイリッシュなPV見ているみたいなスピード感と臨場感で思わず釘付けになっている人多数でした。
ペインティングだったらN.S Harshaていう人のが面白い。
あとはけっこう良いパフォーマンスやってたのに、名前見るの忘れちゃった。(写真↓)誰かわかるひといますか?
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このプレビューでパリのルームメートにばったり遭遇。大変驚いた。

それからグランパレでちょうどやっていたAnish KapoorのMONUMENTA2011。
去年のボルタンスキーも見に行ったけど、今年も見れてラッキー♪
去年よりさらに空間の使い方がダイナミックですごかった!!
やるなカプーア。さすがターナープライズ受賞者。
彼の作品の中で一番良いと思った。
あの巨大なグランパレがそんなに広くなく感じたもの。すごい。
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巨大彫刻のインスタだったのだけど、中に入ることもできて、外見とはまた違った空間にクラクラ。
このとき毎日赤ちゃんとすごしていたせいか、このインスタが巨大な赤ん坊に見えて仕方なかったです。
MONUMENTAは第一弾が大好きなAnselm Keeferだったらしく、すごく見たかった〜
ルーブルの中に彼の作品がなにげにあるのだけど、それもまた恰好いいんだ…激シブで。
ちょっとした豆知識ですが、keeferはドイツ語で’松’を意味します。
だからあんなにクールなキーファーですが、松さん なのよね。いきなり親近感…

そしてJeu de PaumeではClaude Cahunの展示。
変身系のセルフポートレートの作家としてよくシャーマンの画集のリファレンスで出てくる作家で、ずっと気になっていたのでまとめて作品を見れる良い機会でした。
長く忘れられていた作家らしく評価されたのはこの30年くらいなのだけど、19世紀末の生まれで戦争のあった頃にずっとこういった作品を作っていたことは驚愕に値する。
たぶんシャーマンとか森村系の作品の一番最初の人なのじゃないかな。
作品数は多くはなかったけど、良い展示でした。
レジェンダリーな傑作が生で見れて大満足。
画集買おうかどうしようかさんざん悩んだ末、重たいので断念。あ、あと英語版がなかったから。フラ語は面倒すぎる。。
なので数枚ポストカードだけ購入。

とある日曜日はパリでドイツ人の仲良しの女の子が私の為にブランチパーティーを開いてくれました。
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彼女の彼氏の家でみんなで集まって昼間からシャンパン、フォアグラの載ったフィンガーフード、マカロン…ちょっとちょっと幸せすぎ♡♡♡
しかもそのお家はエッフェル塔がバルコニーからどどーんと見える超リッチなアパルトマン!(写真参考↓)
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そんな所でのーんびり友達や赤ちゃんとすごす日曜日はプライスレスw
そしてどれだけ可愛いのフレンチベビーたち
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ドイツ人の子は震災直後も心配してメールを何度かくれたりしていたのだけど、会ったこの日も「私はあの時テレビをつけるたびに日本の酷い状況がわかって毎日ニュースを見るのが辛かったわ。」と言っていた。
アルダ、心配してくれてありがとう。
彼女は私のことをなぜかいつもドイツ語でmousechen(子ネズミちゃん)と呼んでいたのだけど、今回はkätchen(子猫ちゃん)と呼んでいました。なんで??

日本に帰る最後の夜もFくんが本格大阪風お好み焼きパーティーをしてくれて、あまりの美味しさにドイツ人もフランス人ももちろん日本人も大大大興奮。
私がおみやげに持ってきてたお餅とか冷蔵庫にあったキムチやチーズを入れたり..ああ書いている今もう食べたい。。。本当においしくておいしくて…。また食べたいよー
仲良しの友人たちが美味しいご飯を囲んでわいわいやっている横で幸せすぎて酔いつぶれて本当に床でニャーンと寝はじめてしまった私。。(あ、だからアルダは子猫ちゃんって呼んだのかも)さすがに二週間飛ばしてきたから疲れてたみたい。
でも満腹で大好きな人たちに囲まれてこれ以上の幸福があるでしょうか。
この日の夜はベビーの寝付きもなんだか悪く、2週間一緒に過ごした私が次の日にいなくなることを赤ちゃんながら分かっている様子でした。
私がいる間に歯がだいぶ生えて、ハイハイもできるようになったlittle C。
次に会う時はどんなに大きくなってるかな?
またいっぱいいっぱい鞄に日本食詰めて遊びにいくからね。
パリのみんなにまた次に逢えるのが今から楽しみでしかたない。
次はこれ持っていってあげようーとかそんなことばかり毎日考えている。

とまあこんな具合に食べて祝って買い物して(’eat pray love’ 食べて祈って恋して みたく書こうとしてみた。)の2週間でした。
I ♥ traveling
私のハートはもう次の秋のバカンスの計画(パリじゃないけど)でいっぱいなの。
ビューティーと美味しいものに囲まれる予定です♡
う〜〜〜ん 待ちきれないな。

彼女の存在

Monday, June 6, 2011

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私が天才といって真っ先に思い出すのはいつも彼女。
Kate Bush。
とある音楽批評家が「ケイトに比べたらビョークも人の子。」とまで言ったほどの神様のようなアーティスト。
16歳でピンクフロイドのメンバーに見出されてデビューしてからずっとずっとケイトにしか作れない音楽を作り、気高く美しく、その作品の完成度故に孤高でもある。
数年前のブリティッシュミュージックアワードでピストルズのジョニー・ロットンが乱入事件を起こし、その時受賞したすべてのミュージシャンをこき下ろしながら「この国で今でも本当にオリジナルと言える音楽を作っているのはケイト・ブッシュただ一人だけだよ!」とわめいていたというエピソードを思い出すたびに私は感動して泣きそうになる。

そもそも私は美しい女の子がピアノを弾きながら歌っているという絵が大好物で、それに加えケイトのカリスマ性と唯一無二の音楽性が加わってしまったら無条件降伏しかそこのはありません。
パリから帰ってきて時差ぼけが治らず寝付けない夜中にFB開いたら友達が彼女の新曲を私の所にポストしていて、その素晴らしさにただただ感動してしまってdiaryに記したくなりました。

幼い頃から趣味の良い父の部屋には彼女のCDやビデオがたくさんあり、中学生の時から私も聴き始めた。
パントマイムと演劇性を備えた独特のMVはどれもこれも素晴らしく、ただ言葉はなく出るのは涙だけ。
アーティストとして最終目標をどこにおくかと聞かれたら美術においてケイトのような存在になりたいと答えたい。
達成困難な目標だけれども。

一生ずっと憧れ続ける人です。
人は経験や時間とともに大切なものも変化させていくし、私もずいぶんと守りたいものが変わってしまったけど、彼女が私の中で至上の存在でなくなる事はおそらくないでしょう。
この人にもし直接会えて言葉を交わすようなことがあれば、私は一生分のラックを使い果たしてしまうかもしれない。
至上。その上はなし。
私にとって彼女はそういう存在。

余談ですが、以前NO DOUBTのグゥエンが好きだと書きましたが、私には3人の好きな女性アーティストがいて、そこにはケイトの他にヴァネッサ・パラディーも加わります。
ものすごく違う三人だけど、この三人を通して見ると私の目指している女性像が見えてくると思う。
ケイトの絶対的なカリスマ性とヴァネッサのコケティッシュさとグゥエンのカルフォルニアガールっぷりをいろいろな面においてバランスよく取り入れたい…。本気でそう思っているから自分でも笑えます。
しかしなんにしたってケイトは他の二人を遠く突き放してダントツの一位に君臨しているのです。
私のメイクポーチにKATEがいっぱい入っているのはたぶんコスパの良い使いやすさだけではないと思うのよね(笑 ←ていうか気付いたらベースメイク以外はほとんどすべてKATEでした。miss KATEと名乗りたいくらい…

私の作っている作品なんかケイトの作品と比べてしまったら人の子どころか足下にも及ばないけど、勝手に彼女に恥ずかしくない作品を作り続けようと心に決めている。
いくら私が強運で会いたい人に会えてしまうとはいえ、ケイト様ともなると少しわからない。
でもいつか…いつか会えたらいいな。
そして超超超贅沢を言えば絵を見せて、彼女が「良い絵ね。」って一言いってくれれば、もうそれで十分です。
ルブタンの靴とか要らない。

うそやっぱり要る。
でも、それくらい憧れています。

shoes 1.jun.2011

Thursday, June 2, 2011

louboutin

mark:Christian Louboutin
type:pumps
colour:pink baige
hight:9.0cm

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