miss you.

Tuesday, December 21, 2010

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miss youは日本語では「あなたが恋しい」って訳すけど、本当はmiss youそのものに該当する日本語がないためにとりあえずそう訳しているそうです。
その昔カナダ人の友達と恋バナをしていて、彼女の使うmissという単語の語感で本当の意味を感じ取りました。

今私がmissingなのは、ヨーロッパ。
先日誕生日にヨーロッパの友人や親戚たちがたくさん電話やメールなどをくれて、中にはスカイプでハッピーバースデーを歌ってくれた子たちまでいて、みんなに会いたくなっちゃった。
友達の家にワインとか持って遊びにいって、夜通しお喋りして。一人暮らしだと自分の作る料理の味に飽きているから、友達の作ってくれるごはんがすごくおいしかったり。(私は人の作ってくれたごはんが大好き☆)
にゃーーーーそんな欧州での日常がvermisse sehr!!

人も恋しいけど、街も恋しい。
刺さるように寒いけど、乾いた欧州の空気を頬で感じたい。あれはあれで気持ちがいい。
今日BSでやってたドイツのクリスマスマーケットの映像は一気に私の欧州熱を再燃させました。
マーケットで飲むグリューヴァイン(ホットワイン)は最高!ワインにさらにいろいろなリキュール入っててかなり酔うけど、本当に体が温まる。書いている今、まさに飲みたい。。
パリだったらもうすぐクレンジングが切れそうだからサンジェルマンのあの薬局行って、本当はdyptiqueが欲しいところだけど高いから代わりにduranceでアロマキャンドル買って、bon marcheのgrand episerieのぞいて、sandroとmajeあたりでなんか手頃で可愛いワンピースないか見て…あ、そうそうカンボン通りのシャネルで新作の可愛いピアスか指輪もチェックしたい。
etc etc…
脳内旅行にリミットはありません。

この数年間ずっと助成金を頂いていた関係で自分の思い通りに移動する事はできなかったけど、自由の身となった今は好きな時に好きな所に行ける。
こうなったらふら〜っとヨーロッパに遊びにいこうかな。
極寒だろうけど。
これから春先まではエアチケットが一番安い時期だ。
旅行が大好きな私だから、一緒になるならどこまでも一緒に行ける人がいい。
もしくはいろいろな所に連れ出してくれる人!

あこがれの東京暮らし(笑)も3ヶ月過ぎた頃から当たり前になってしまい、どこか物足りないのです。
ヨーロッパいたら外に出るたびになにかしら事件があって、外人生活は良い意味でも悪い意味でも刺激に満ちあふれていました。
長く海外にいて日本に戻った人に「日本はね、なにもかもぬるいよ。温度も人も考え方も。」と言われていたけど、たしかにそうなんです。ここではすべてがマイルド。
海外生活の間ずっと求めていた精神衛生に優しい穏やかな生活は、案外慣れてしまうと退屈なものです。
もちろん今の自分の居場所は日本で東京で、やるべきこともたくさんあって、とっても幸せだなぁと日々しみじみ感じています。心の底から。
でも自分はやっぱりエトランジェとして海外に住むのも好きみたい。
帰国後時間の推移と共に気持ちの変化があるのが自分でも面白いです。
一難去ってまた一難、いつも何かしら問題抱えている海外暮らしはやっぱりしんどいんだけどね。。
理想は行ったり来たりの半々の生活かな?東京も外国もどっちも比べられないくらい好きだから。

最近人から聞いた話だけど、射手座って海外に出る人が多いそう。
でもこれ結構本当ですよ。
ベルリンに住み始めてすぐにかなり驚いたのが、周りの友人が圧倒的に射手座が多かったこと。
みーんな誕生日がすごく近いの。
そんな事もあり、初年度は仲の良いスペイン人とスイス人と私の3人で合同バースデーパーティーをしました。
そのスペイン人はドイツ人の旦那と今アメリカに住んでいて、スイス人はジュネーブに戻って、私も古巣東京に帰っている。
確かに同じ街に住み、同じ時間を共有したのに、今は場所も時間もまったく違う生活を私たちはしている。

自分の描く輪が一瞬他人と重なって、また離れる。
でもこれが一期一会。
外国に住むようになってから、縁というものを大事に考えるようになりました。
出逢った人、ものはすべて出逢うべくしてそうなっていると感じるので、全部が自分にとって必要だったのだと信じて疑いません。
日本にいた時にはなかった感情。
でもあっちに行ってから立派な運命論者になってしまいました。
だって元は縁もゆかりもなかった土地で、何かのきっかけで巡り会い、一緒の時間をシェアするなんてすごいことでしょ。縁がなきゃ会う事なんでできない。
よく離ればなれになった人たちがまた出逢うために地球は丸い、って安っぽい表現するけど、本当に丸いおかげでか偶然出会えた人があっちでは沢山いました。
ドイツの郵便屋で偶然会った日本人と東京で再会したり、一時帰国の時に行ったラウンジで高校時代の友人が偶然にも隣り合わせたり。
これを縁と呼ばずしてなんと言えば良い?

出逢いが人をつくります。
物事を最初から決めつけないで、出逢いによって風に乗るようにひらひら自分の行き先を決めて生きる事ができればなんてロマンチックなのでしょう。
女性にはそのタフネスがある。
自分にそれができるかどうかは判らないけど、すべてが予定調和に終わる人生より、予測のつかないわくわくに満ちた生活を選択できる人でいたいな。
そのためにはいくらかのお金と、たくさんの度胸があれば大丈夫。

それでは皆様素敵なクリスマスと年末を♡
来年もいっぱい旅行できますよーに!

night on the planet

Sunday, December 5, 2010

nop
平素私はよく夜に散歩に出かけます。
昼間は日焼けがいやなので目的がない限り外出しません。
東京に帰ってきてしばらくは鬼畜級の暑さに負けて夜も出歩けなかったけど、秋以降はさわやかで気候的にはとっても楽になりました。
冬の入り口の現在でもまだまだお散歩可能な気温です♪

夜の散歩を始めたきっかけは、ベルリンに住んでいた頃家で制作をする体制を作ってからめきめき運動不足になって、このままじゃ危険〜〜!と思い立ったのが最初。
ベルリンという街は世界的にも有名なパンクス(その中にたまにネオナチも混ざってます)や、酔っぱらい、気○い、ついでにプロスティテュートのお姉さんたちまで事欠かない所でして、夜の街歩き、ましてや女性の一人歩きは命知らずのような印象を持つ人もいるかもしれませんが、私の知っている中でもここはずば抜けて安全な街です。
だってドイツは世界有数の警察国家ですもの♪
ドイツ人警察官のゴツさはゆうに日本人のそれの1.5倍はあろうかと思います。(帰国後日本の警官のか細さに不安を覚えました。)
その彼らの守る街においては女の子だけで真夜中にうろうろしてても何も危険な事はなく、そのため夜に制作を終わらせた後に散歩に出かけるのが私のある時期の日課でした。
しかしベルリンで散歩ができる季節は大変限られていまして…冬はマイナス10度なんてザラの極寒なので自ずと気候の良い季節しか出歩けないという欠点もありました。。。

これがパリに行って以降、とんと散歩から遠のきます。
なぜって……パリの夜はまぢで怖い。
すんごい怖い。
ドイツにはぜんぜんいなかったアフリカンの方達はパリにはたくさんいて、夜の闇にとけ込み本当に急に目の前に現れます。
非合法のプロスティテュート、麻薬の密売もそこらじゅうだし、毎夜悲鳴の聞こえる公園とか街中に平気でありますし…
パリに住みたての頃、夜の11時くらいに20分の距離を歩いて帰ろうとしたらフランス人の友人に止められて「暗くなってからはどんなに近くてもかならず乗り物に乗って帰らなきゃダメだよ!」と口酸っぱく言い含められました。
ベルリンにはなかった習慣です…。
ベルリンに住んでたらむしろほとんど乗り物に乗らないで歩くか、自転車でしたから。。同じ感覚で動いてはいけないとよく肝に銘じました。
フランス人男性ですら、暗くなったら歩いて帰るとか絶対にしないみたい。
パリにいる男の人たちはこういう環境のせいか、ただの友人でも遠回りしてきちんと家までみんな送り届けてくれます。優しい♡
男の人と二人で歩いてても、移民系の若者の集団の近くを通るときとかすっごく緊張するのよね…特に北駅周辺。
パリに住んでいる間はしかたなく家の中でヨガとかしてしのぎました。

そしてマイホームタウン東京。
我が家は都会のど真ん中なのですが、残念ながら一人で夜歩き回るのは感心しない場所かもしれない。
最近また夜の散歩を再開したのですが、可能な限りお伴(主に家族)を連れて一時間ばかり近所を歩き回っています。

時間が深くなければ割と人通りもあって、歩きながらのいろいろな発見が面白い。
なんせ四年半留守にしていた街なので、知らないお店がいっぱい増えている。
街を歩く人の雰囲気もずいぶん変わりました。若い人や外人が確実に増えた。
夜の街灯や自販機などの薄明かりに照らし出された人々の顔は、昼間に見ればなんて事ない普通の様相なのでしょうけど、闇に体を浸した彼らは一人一人が何かドラマチックな事情でそこに居るように感じさせる。

独り言を言いながら自転車に乗っているおじさん。
けっこう遅い時間なのに小学校低学年くらいの子供二人がキックボードで全力疾走してたり。
街角の小さな公園のベンチ、いつも中年のおばさんが暗がりに座っている。
女の子は携帯で話しながら歩いている子が多い。
スーツを着た若いサラリーマンとミニスカートの女の子がコンビニ袋をぶら下げて手をつないで歩いているのを見たりすると、いやんなんかエロいーーー(照)なんて嬉しくなったり。
人気のない公園の前に停めた車から男性二人が出てきてトランクからビニールに包まれた大きなものを取り出しているのを見たときは、もしやそれは…?!なんて妄想を膨らませてみたり。
本当に昼間に見たらなんて事のない風景のはずが夜はすべてを人間劇場に演出します。

そんなこんなで今日の日記のタイトルを「night on the planet」にしました。
もちろんこれはジャームッシュの映画から取ったタイトル。
いくつかのショートストーリーで構成されているこの映画は、大学生時分に見たわりと好きな作品です。いろいろな都市の夜の人間模様を描いている。

この映画で印象的なのはなんと言っても一番最初のお話。
ベアトリス・ダル扮する盲目の女性が夜中にタクシーを拾って、確かその運転手相手に盲目である事はどういうことかをお喋りするのだが、彼女の女優魂に圧倒されます。
高校生の時にベティー・ブルーを見てから最愛の女優なのですが、偶然にも私と彼女お誕生日が一緒なのです。
(ちなみに同じ誕生日にはさらにジャン・ジュネや埴谷雄高までいて、なかなか誇らしい;D)
ベアトリス・ダルは私生活もかなりイッちゃってて、犯罪者と獄中結婚とかしているのね…やるわね。
彼女くらい魅力的なら隙っ歯すらすてきに見えるわ。

本当に寒くて外に出るのが難しくなるまで続けるけど(東京でそんなになることってあったっけ?)、最近はお伴不足に悩んでいます。
歩きたいのはどうやら私だけみたいで、だんだん寒くなってきた今日この頃家族の付き合いがイマイチ。。。
というわけで、お散歩仲間募集しています。渋谷区在住のご友人方、メールしてね☆
都会のナイトクルージング(おおっなんかアーバンwな響きだ)一緒にいかがー?

ちなみに写真は昔のもので恐縮ですが、パリに移りたての頃メトロで夜中走り回った日のもの。
夜に友達と電車に乗ってどこか遊びにいくときの高揚感って大好き。

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