散歩日和、のはずが。

Thursday, March 18, 2010

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先日のエントリーで寒いって書いたけど、この数日のパリはすっかり春めいていて外を歩く人の上着もだいぶ薄手のものになってきました。
写真は我が家のご近所、サクレクール寺院とアメリにも登場したカルーセル。去年の9月のものですが☆

家に籠もって仕事ばかりでもなんなので、今日は春の陽気に誘われてお散歩に行きました。
欧州の冬は長いから、春が来ると本当に嬉しいんですよね。スーパーにもイースターのお菓子がちらほら。そういえば、私が初めてドイツに住み始めたのは2005年のこのくらいの季節で、やはり沢山の可愛いイースターグッズに心を奪われたものでした。

あまりにお天気が良く陽気なので、浮かれて素足に9cmヒールで散歩に出かけた私。メイクもきちんとして、ウキウキと。
しかし我が家からオペラに着く頃には右足に立派な靴ずれが。。しかしこういう時の為に、常にお財布には絆創膏が数枚あるので(必要な時は言ってね!w)それをはってお散歩を続行。でもかなり痛い…
その後も長い冬の間ずーっとブーツでスポイルされていた足には次々と靴擦れが発生。
これからはパンプス・サンダルの季節なんだからね!甘えは許されないよ!!
と自分の足に鞭打って、痛む足をかばいながら気になるお店を引き続きチェック。
サンタンヌ通りで日本食などを買い込み、お散歩の〆にブックオフで本を探していたところ、店内の曲にあわせてリズムを刻む70歳代と見受けられる日本人だかフランス人だかわからないどこかおかしなムッシューと目が合いました。嫌な予感がして慌ててそらしたのですがお店を出たところで待ち伏せされてました…。気付かないふりしてスルーし、彼と反対方向にずんずん直進。でもそのせいで行きたかった駅を見失ってしまい(足痛いのに。。)立ち止まってきょろきょろしてたら、結局追いつかれてしまい「ボンジュール、parle francais?」と話しかけられてしまった。当然何も聞こえてないふりでやり過ごすと「ウララ〜」と背中から声が。
その後、家の隣のカフェでも別のおじーさまに「bonjour,la belle,ca vas?」と声をかけられたりと、今日は老人に人気者でした…。おまけにいつのまにかサングラスなくしてしまってたし。。。

パリのおじ(い)さまがたは「老いて益々盛ん」とはまさにこのこと、というくらいナンパしてくる。中には日本語で話しかけてくる輩もいる。日本食屋では日本人の女の子にフレンチの伊達男が「ドノ オ味噌ガ オイシーですか?」とナンパしている所を目撃しました。
なんなんでしょう。どういうつもりなんでしょう。
これだけ果敢に挑んでくるということは成功体験でもあるのですか?
それとも数を打っているのでしょうか。
先日は中学生くらいの少年に遠くから可愛い英語で「愛してます!結婚してくださーい!」と叫ばれました。
微笑ましいものから、ちょっと怖いものまでパリの一人歩きは常に何かしらあるので気が抜けません。
話しかけないでっ!ってオーラ出して歩いているつもりなのですが、おじさま達はそんなのお構いなし。
靴擦れなんて作ってたら、いざって時に逃げられないね…

ちなみにベルリン時代から私の話しかけられ体質はバリバリあり、友人達は「サイちゃんといるとすごい!!」とみんな声を揃えて驚いていました。日本女子は全員これくらいキャッチーなのかと思ってたのですが、どうやら私だけ…

どうかそっとしておいてください。

vanitas

Saturday, March 13, 2010

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まだまだ寒いパリですが、先日Musee Maillolでやっているヴァニタス展見に行ってきました。

というのも最近ジョエル・ピーター・ウィトキンのドキュメントを見て、実物が展示されているのがどうしても見たくなったからです。
このドキュメントのDVDはたまたま友人がオークションサイトで落としたものらしいのですが、ウィトキンのギャラリーが関係者に配ったりしたものらしく、詳しいことは判りませんが画面を見ていると制作はドイツとフランスではおなじみのARTEがやっている模様。
画面は古く、内容は80年代後半〜90年代にかけての様子。
ウィトキンといえばフリークス写真でおなじみで、数回画集をめくったことのあった私は「こ…怖い。。」という月並みの感想しか当初持っていませんでした。
しかしその中にある異様に高い美意識が以前から気にかかっていて、今回DVDをみて改めて良い作家だなぁと実感。
中で彼は作品を作るプロセスを公開していて、例によってフリーキーなモデル探し、生き物の死体を加工する場面、撮影現場、それにネガに加工を加えるところや、各作品についての説明まで本人がこなしています。
ある朝届いた胎児の首(!)を手に取り、「ビューティフル…本当にビューティフルだ。これで良い作品ができる!」と嬉しそうにはさみでまぶたをぐりぐりいじって目を開かせようとしていたり、肉屋へ行きすぐに羽を全部むしりたいからと鶏肉を購入したり、自分のイメージに合った異形の人を見つける為に沢山集めてオーディションしたり…聞いた話よると彼は作品に使う死体などが手に入りやすいという理由から、メキシコに近い所に住んで制作を行っているそうな。
これだけ書いたらまるでウィトキンは狂人ですけど、インタビューに丁寧な英語で答え、真摯に作品を作る彼の姿のどこにも狂気は見えません。アーティストなら誰でもそうだけど、確かに作品は作家の一部だけど全部ではなくて、ただその一部がやはり凡庸な感覚から突出した個性だからそこをフォーカスしてふくらませていく為に変わり者が多いように見られてしまうのです。
もちろん相対的に見て、世の中の皆様がせっせと早起きをして会社に出かけ社会の歯車として立派にそのお役目を果たしている時に、アーティストといったら昼間にごそごそ起きてきて役に立つんだか立たないんだかの作品を作ったり、所詮マイノリティーというだけで世間の変わり種ではあると思いますが、みんながみんな変態ではないと言いたい。
私自身も女なのに女の足や靴を妄執的に絵画にしているので、色眼鏡で見られることが多く辟易しております。もう勘弁して欲しいものです。
ロリコン疑惑を常にかけられていたバルテュスもくだらないインタビュアーに「私の作品がエロティックに見えるのは見ている人間の目の中にエロスがあるからだ。」と反論しており、私も以前それを引用してインタビューに応戦したことがありました。ものの切り口なんて、見手次第ですから。エロスの概念を持ち合わせていなければ、ものがエロティックに見える事なんてないんですよ。それは他のイメージもしかり。
ちなみに前述の胎児の首はどれだけ主役級の働きをするのかと思ったら、画面の中のごく目立たない小物として起用されただけでした。細部にまでこだわるウィトキンらしい…

その彼の作品をお目当てに、高い入場料を払って初めてマイヨール美術館へ。”カラバッジョからダミアンハーストまで”なんて副題まで付いているこの展覧会、場所は例によってパリらしい作家の個人美術館で、おなじみBON MARCHEからほど近い左岸の高級な地域にあります。
平日なのにけっこう込んでいて、2階のピカソやブラックの飾ってある部屋などは初老のパリジャン・パリジェンヌでいっぱい。いつになってもパリの人は彼らが好きなんですね。。それが悪いとは言いませんが…
ヴァニタス展と銘を打っていますが、基本スカルモチーフの新旧作品を集めた展示というだけで所謂寓意画的な様々なモチーフを扱った作品などは全くなく、キュレーションの安易さは否めない感じ。東洋人の私に言われるまでもなく、スカルはヴァニタスの中で人生の時間のむなしさを表す一つのエレメントに過ぎず、他にも富のむなしさ、権力のむなしさetc…沢山ヴァニタスのモチーフは存在しますが、この展示では終始スカルスカルスカル…しかもほとんどが絵画で立体や映像はお情け程度。ていうかこれはヴァニタスってよりもメメントモリがテーマじゃないの?!という作品も多数。うーん…
肝心のカラバッジョ作品も今ひとつだし、ダミアンに至っては先日のオークションで話題をかっさらったダイアモンド・スカルのデコ(!)写真の展示…この写真マルキューのお店でデコってもらったの?とつっこみたくなるような女子高生テースト満載な作品。有名作品の副産物的エディション扱いなのでしょうけど、それにしたってお粗末。これを副題に盛り込んだマイヨールのキュレーターも勇気あるなぁ。ついでだけどこの展示のポスター(パリ中に張られている。)もちっとも良くない。けっこうお金かけて有名作品借りてきているのに(パリには珍しいリヒター小作品もありました。)、これじゃあアイキャッチ悪かろう…とつくづくパリの美術事情に嘆息を漏らさずにいられない私でした。
私の大好きなカラバッジョ作品はどんなものだったかももう思い出せないようなものです。やっぱりカラバッジョは彼の嗜好が最大限に現れれる羊飼いの少年やダビデを描いた時が一番良い。ウィーン美術史美術館にあるものと、ウフィッツィーの持ってるバッカスの絵と、ユディットの絵、それにローマのサン・ルイージ・デイ・フランチェージにある三部作がたまらなく素晴らしい。今回の展示はインストールが酷く工夫がなくて、カラバッジョの作品も輝いて見えなかった。部屋も狭くて天井も低いから作品との距離感が近すぎてスケール感が伝わらないし、照明もキアロスクーロを意識してなのか、バロック展示の部屋は妙なスポットを利用していて、暗く見づらい!
しかしお目当てのウィトキンの作品は素晴らしかった。彼の作品は写真と言うよりもタブローに近く、ネガ自体に傷を付けたりブリーチかけたり加工を施してあの絵画のようなマチエールを作り出しているのですが、そのプリントを初めてゆっくり見れてとても良かったです。彼の画集を近く購入したくなりました。

写真はバチカンのサンピエトロ寺院内、本物のヴァニタス。時の寓意である砂時計を持つ金の骸骨。

the sweet escape

Monday, March 1, 2010

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die zeit vergeht echt schnell…heute ist 1.mars!!
in japan sagt man “februer flieht.”das ist die wahrheit…hmmmm

bald fliege ich nach xxx.freue mich darueber sehr**ufufu~
eines tages hab ich geschrieben(aber auf japanisch),dass die raise die wasche des geistes ist.das braucht man absolute einmal pro 3 monate,denke ich.denkst du so auch??
die zeit ist wieder gekommen.

dieses foto ist schokohigh-heel von jean paul hevin!kostet 60euro!!!
ich haette sehr gerne dashier und echte sweet escape damit machen auch super gern*
ah ich bemerke jetzt dass auf franzoezisch man pumps als “escarpin” sagt.klingt escape und escarpin bisschen aenlich!
love that sweet escape and escarpin*

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