social net work

Monday, January 24, 2011

the-social-network
週末の六本木で観てきました。
すっごく話題ですね、今。
監督のデビッド・フィンチャー作品はど真ん中ではないけども上手いなぁと見る度に関心しきりです。
ちょっと前にテレビでやってた彼の過去作「ゲーム」もさすがの完成度でした。主演のマイケル・ダグラスがイヤミなくらい勝ち組の白人男性を演じきっていて(彼にはこういう役がよく似合う)、劇中で彼がどんどん自分の財産を失い不幸になっていく中で愚かしく「I am a wealthy man.」なんて台詞を言わせるあたり脱帽!なかなかそんな直球で勝負できないものですよ。

そして今回のsocial net work。
一通りの有名なSNSのアカウントを持っている私ですが、この映画の主軸となるFacebookは3、4年前に友人に誘われて以来、けっこう活用している方だと思います。SNSの中でも一番すき。
日本のユーザーはまだ1%以下とのことですが、やはり私も基本海外在住の友達や外人の友達とのコミュニケーションツールとして機能させている感じです。
慣れれば使いやすいし、サイトデザインもシンプルでいい。
いろいろな国の友達がやっているからページを開けば彼らの近況が一度に見渡せる。
パーティーとかで会った人とは電話番号やメアドを聞くより「Facebookやってる?」と聞く方が気軽でいいしね;)
そうそう映画の中でも「Facebook me!」という台詞があって、英語圏ではもう動詞として使われているそう。
ちなみにgoogleやyoutubeも動詞として使用可能です。
例えば 「I googled about xxx…」とか「I’m youtubing.」なんて具合にね☆

肝心の映画に話を戻すと、もうそれはそれば期待大で六本木に向かいました。
本当は夜七時の回を観たかったのに、超満員。仕方なく10時の回のチケットを友人の分もネットで予約して会場へ。
この日一緒に観に行ったのはオーストラリア人の友達で、彼はつい数日前飛行機の中で観たけどもう一度大きなスクリーンで観たいという事で快く付き合ってくれました。
しかもこの映画を観に行く約束も全部Facebook上のメッセージのやりとりで決まりました。w
オージーの友人とハリウッド映画を観るなら、もうこれはお腹すかせて行って二人でホットドッグとコーラとポップコーンでしょ!!!と息巻いていたのだけど、映画の回が遅くなったので夕飯は別の所で済まることに。。ショボーン
建物に入るなりおいしそうな匂いが充満していて、席についてからもみんな三種の神器を楽しそうにパクつき、私の悔しい気持ちは煽られまくり!
そんなこんなで映画がスタート。

そして見終わった後の感想は、
「うん、よく出来ていた。」

これに尽きます。
本当に良く出来た映画でした。
役者の演技も映像も脚本も音楽もとても良い。
物語の組み立ても本当に上手い。

でもなんだろう、心を鷲掴みにされるような感動は無かった。
世間の大絶賛の嵐、自分にはそのしぶきが少しかかったくらい。
今世紀の最大傑作なんて言っているメディアもあるくらいなのに…なぜかなぁ。

思索の中で、この映画を熱烈に支持している人の多くは男性であることに気付きました。
そして自分なりに出た答え。

女である私が共感できる部分がまるでない。

作中では女性は全員好意的に描かれていない。
基本軽率でミーハーで鼻持ちならないものとして存在している。

この映画は様々な側面を持ち合わせているけど、学生たちが主人公である以上青春映画の要素も強い。
この映画に共感し、感動し、賛辞の声を上げているのは元男の子たちでしょう。
主人公マークや親友エドゥアルドに自身の姿を重ね、彼らが成功していくのを自分たちもヴァーチャルに追体験し、人間関係に苦しむ様子にそれなりの場数の中で経験した苦い思いを重ねて観る。
ラストシーンに涙した、と語る人までいた。
ネタバレになるから詳しくは書かないけど、女の私はぜんぜん泣けない。
男の人って、ほんとダメね;b

「ヴァージン スーサイズ」を観た兄は「あんなつまらない映画ないよ」と私に言った。
私は真逆ですっごく面白かったし、大好きでDVDも持っている。
友人の女の子たちもみんな好きだ。
ソフィア・コッポラはガーリームービーでその地位を確立しているし、あの映画は男の子たちは完全に蚊帳の外(主眼は男の子たちで描かれているにもかかわらず!)、彼らを置いてけぼりにする内容だった。
思えばフィンチャーの映画はいつも男子の好きなもの満載である。
ファイトクラブもセブンもそうだったじゃない。だから今回もやはり男性的要素が多くを占めているのだ。
つまりsocial net workに彼らほど盛り上がれないのは私の場合単純に性差が理由だと思います。

それでもとにかく良くできた映画である事は間違いないし、実はもう一回観たいとすら思っている。
テンポが速くてちょっとでも気を抜いたら大事な事を逃すくらいの緊張感のある映画で、あとあと自分なりの答え合わせをもう一度したくなるような感じ。きっともう一度観ればフィンチャーの手腕に驚かされる部分をもっと発見できる。

そして主人公マークはオタクで何のセックスアピールもないのだけど、敵役のウィンケルボス兄弟(双子!)がなかなかのイケメンで、役柄も良かった♡
名家の出なうえにスポーツマンだから恵まれた体型、おまけに甘いマスク、そしてハーバードの学生ときたもんだから女の子たちの大好物に間違いない;)
映画を見ているときは、「は〜こんなイケメンの双子なんてすごいなぁ」と思っていたのですが、家に帰って映画を調べてびっくりこれアーミー・ハマーというアメリカの俳優が一人二役なの!
身体だけ別の人を使って顔をCGで貼っているそうな。
しかもウィキによると実際の彼も石油王の孫だったり、すごい富豪の出身のようで、あの人生一度も否定された事の無い自信に満ちあふれつつ品の良いオーラは映画の演出だけではなかったのね。さすがにリアリティーがあったもん。
彼らのボートレースのシーンは映像の美しさとアイロニーを演出する音楽などなどすべてが完璧で、この映画の白眉。
そういえばジャスティン・ティンバーレイクも大事な役で出てたけど、歳取ったね。。ツルツルのイケメンだったのはもう遠い昔ね。。。

そんなこんなの映画鑑賞でした。
でも1800円払う価値は十分にあるし、スクリーンで観れて良かった。
なんだかんだ言っても満足しています。

私は当然サブタイトルで映画を見ていたのだけど、一緒に観たオージーは「いくつか英語独特の単語があって、たぶんそれは日本語には訳せなかったんじゃないかと思うんだけど」と見終わった後言っていました。
そういうものこそ映画の雰囲気を決める大事なワードだったりすると思うのだけど、やはり訳したものを観る限り限界がある。
しかしあんな若者の喋る早口のアメリカンイングリッシュなんか絶対に聞き取れない。
仕方ないですね:(

今日は表題通りシンプルに映画の感想までに。
最近作家っぽい日記あまり付けていないので、そろそろそういう内容を書きたかったのだけど、まぁまた今度。
普段は朝起きて支度したら、夜寝る前までずっと描いていますよ。もーほんとなんなんだってくらい一日中。
ベッドに仕事を持ち込まない主義なので、本物の日記さながら布団の中で描くダイアリーくらい作品から離れたいのかもしれませんね;b

Frohes Neues Jahr!

Friday, January 14, 2011

IMG_0373
みなさん上手に新年に滑り込みましたか?
ドイツ語ではクリスマスの時に同時に新年のあいさつもするのですが、「新年にうまく滑り込め!」という言い回しをします。

私はというと、なかなか濃密な年始でした。
2011年はどんな年になるのかな。
すっごくわくわく。
素敵な予感でいっぱいなんですけど;D

写真は母親が毎年作っているおせちとテーブルセッティング。日本のお正月は美しい…
スカスカおせち事件はかなりネットに釘付けになりましたが、私もいつかこんな立派なおせちを自作できるようにがんばろう。

1月も早くも半ばです。
友人のつぶやきで「god, times goes by so quickly… it s almost feb. already… year is almost over again.」というものが昨日あり、苦笑。彼はすごく若い子なのになにをそんなに悲観しているのだ。いくらなんでも今年はまだ始まったばかりじゃないのー。
ジャーマンジョークとして流しましょう。

欧州に比べれば可愛いものですが、東京もこのところ寒い。
寒いのは結構だけど、もういい加減ブーツばっかりはくのに飽きちゃった!!!
靴大好きの私ですが、ブーツにはあまり開眼していないので毎年その場しのぎのものをはきつぶす感じ。
今年はとにかくスエード黒ニーハイをどのコーディネートにも合わせていて、たまにベージュのショートブーツを履くくらい。
つまり2パターンしかない。
これではちっとも楽しくない。
それにおろしたばかりのストッキングがブーツのチャックで破けるのとかもうやだー!
今年っぽくするならミニ丈のボトムにサイハイ丈のグレーのロングソックスとベリー系の色のパンプスなんて組み合わせも旬だけど、絶対領域(この単語、日本で覚えました。)が出ているのがさすがに今の時期だと寒々しいしね。
あーーー色とりどりの美形なパンプスを自由に履きこなせた季節が懐かしい。。
はやく春よこーい!
私は自慢のジュゼッペやルブタンを披露したいのよ。
12cmヒールでもさくさく早足で歩けます♪一緒に歩く人にとても驚かれます:D うふふ
基本はたらたら歩くのが嫌いなんです。
髪とピアスを揺らして颯爽と歩くのが好きなの。
パリの女の子にはこれに歩きタバコが加わります。
これは彼女たちの特権として、私は遠慮。
うっとうしそうにかきあげるブルネットの長ーい髪としなやかな身体の彼女たちだから素敵なのであって、日本の女の子には似合わない。
それにそろそろタバコを吸っている女性と吸っていない子の肌年齢の差がはっきりとする時期になってきたしね;)

ファッションの話題でいえば、私もう一つ困った事が。
じぶんでもびっくりだけど、日本に帰ってきてから一度も靴も洋服も買っていない。
ていうか欲しいものがない。
完全に洋服のテーストがヨーロピアンに移行してしまったためか、着たいものが売っていないの。
由々しき問題です。
先日セールにも行ってみたけど、安くなったところで…ないものはない。
日本の服って、OL系のコンサバか、109のギャル系か、「大人可愛い」と謳った野暮ったい服しかないのでしょうか。
コンサバ服は嫌いじゃないけどやっぱり退屈だし、マルキュー系はさすがにこの年齢だと攻め過ぎだし、大人可愛いという概念はそもそも賛同できない(年齢を重ねて出た美しさに日本人は興味がないのかしら)。
いよいよパリに買い物に行きたい。。
周りにモード関係の仕事をしている友人が多かったせいか、私のパリでのファッション事情は恵まれすぎていました。
でももしパリにあと何年も住んでいたら貯金を使い果たしていたかも!
あの街には良いものが多すぎる。
日本も良いものいっぱいなのだけどね。
帰ってきてから洋服とかにはお金を使っていないけど、ビューティー系にはかなり投資していると思う。
日本の化粧品サイコー♡
ヨーロッパで庶民的な価格で売られている基礎化粧品が、こっちではブランド並みの価格で売っているけど、そんな高いお金出すなら同じ値段でドメスティックブランドの高級ラインを買った方がよっぽど綺麗になると思う。
ヴ○レダとかニ○クスとかこっちでも大人気だけど、あっちで売られている値段をしっていると、その値段以上の効果はやはり得られない気がして…
靴同様にコスメ(主に基礎化粧)にも相当うるさい私です。
そのうちダイアリーにも書こうかしら。

フランス語の授業が終わった夕方五時、この間までなら学校から出たら暗かったのに、先週は少し明るくなっていました。
日が長くなっている事を実感!
先述とは違うドイツの友達が冬至の日に「Die gute Nachricht für heute: ab morgen werden die Tage wieder länger!(今日の朗報:明日からまた日が長くなるよ!)」とつぶやいていて、長い冬から解放される多幸感、私もそんな生活をこの数年間送っていたな、と思い出しました。
温かくなってブーツから解放されたらダイアリーに「今日の靴」とかいって写真だけとかアップしようかな。
うん、そうしよう。
春が待ちきれないな。
靴ファンの女の子も、そうでないみなさまも、お楽しみに☆

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